とよた世間遺産(1)「寿ゞ家の鈴」

寿ゞ家(すずや)は、かつて足助の名料亭として繁盛した店でした。

地元にはいまなお、このお店の思い出を持っている方も多くいらっしゃいます。

その歴史は、江戸時代後期天保年間にさかのぼるといわれ、当初は旅館として営業していたようです。

屋号も「寿ゞ家」ではなく「鈴屋」であったことが確認されています。

現在の寿ゞ家本館は大正13年の築造ですが、その軒先にはなぜか神社にあるような鉄製の大きな鈴が下げられています。

昔の屋号にちなんだ装飾なのか、いつからあるのかは不明ですが、

単なる鈴ではなく、ここにあるという謎も含めて、

この建物が時代とともに移り変わった寿ゞ家という足助の一つの歴史や物語があるようで、

大変興味深いものです。

(遺産種別:モノ)

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2024年

5月

08日

5月の活動日のお知らせ

5月の活動日のお知らせです。

 

日時:5月12日(日)、25日(土)

   いずれも午前10時~午後4時頃

場所:寿ゞ家 豊田市足助町本町15

内容:寿ゞ家再生プロジェクト作業 百年庭園等整備作業

   雨天時は室内清掃等

その他:詳細未定ですが、5月25日(土)の夕方からは「夜咄」を開催予定です。

 

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